胎盤を通過する化学物質

胎盤を通過する化学物質の影響について

 

北条祥子先生は、こう教えられています。

 

胎盤の役割は大きく分けると3つあります。

 

@ 胎児に酸素や栄養素を供給し、老廃物を捨てる。

 

A 胎児の発育に必要なさまざまなホルモン、たんぱく質、酵素を生成し、妊娠を維持する。

 

B 母親の血液中に含まれる有害な物質から胎児を守る。

 

胎盤は、本来、

 

母親の血液中に含まれる有害物質が胎児まで届かないように、

 

防御壁の役割を果たしています。

 

 

※流産防止薬・DESの悲劇とは?
※胎盤神話を崩した胎児性水俣病とは?
※環境ホルモンの影響を最も受けやすい時期とは?

 

これらは、北条先生の本を読んでください。

 

 

そして正しい知識を知ってください。

 

 

 

どんな化学物質が胎盤を通過するのでしよう?

環境庁は(現・環境省)環境ホルモンの疑いのある物質として67物質をあげていますが、

 

その中のどんな物質がどの程度に胎盤を通過するのかについては、まだよくわかっていません。

 

そこで、環境庁が調査をはじめました。現在までのところ臍帯血。中には蓄積性(残留性)が

 

高いダイオキシン類、PC B類、DDT類、ヘキサクロロシクロヘキサン(BHC)、クロノニルフェノール、

 

ビスフェノールA、カドミウム、クロルデン、重金属類ばかりでなく、母体で代謝されやすいことから、

 

胎児への移行はないと思われていたビスフエノールAやノニルフエノールも検出されました(図4)。

 

 

 

また、第一子を産んだ時の母親の年齢と

 

 

その贋帯中の内分泌撹乱物質の濃度の関係を調査した結果、PCB類やDDT類では、

 

母親の年齢が高くなるにつれて、

 

跡帯中から検出される濃度が高くなる傾向が認められました。

 

しかし、ビスフエノールAやノエルフエノールの濃度は年齢と無関係でした。

 

 

この調査を受けもった森千里千葉大学教授(当時京都大学助教授)は、

 

「蓄積性の高い化学物質に対しては、妊娠前の母親の蓄積量を減らす対策を考える必要がある。 

 

一方、蓄積性の低い化学物質に対しては、妊娠中の生活習慣に気をつけることによって、

 

ある程度胎児曝露を減らすことができるのではないか」と述べています。

 

 

食物や環境が汚染されていると母体は必ず汚染されます。

 

母親の血液中の汚染物質は胎盤を通して胎児に移行し、

 

胎児の身体や脳が形成される大事な時期にホルモン撹乱作用のような、

 

その子の一生を左右する影響をもたらす可能性があります。

 

 

胎盤を通過して胎児に及ぼす有毒化学物質の深刻さを考えると、

 

今後の化学物質汚染対策は、何をおいても胎児への影響を優先して検討する必要があります。

 

化学物質の使用を許可する場合は、胎盤を通過するかどうかをきちんと調べ、

 

「疑わしきは罰する」の予防原則で規制すべきだと私は思います。

このような本も出ています。

 

健康に興味のある方は、一度読むことをお勧めします。

 

 

 

医者に殺されない47の心得

 

 

 
医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
 

 

 

 

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法